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CORSAIR、側面にコネクタを搭載して裏配線に特化した電源ユニット

RM850x Shift

 CORSAIRは、側面に電源コネクタを備え、ケース内での裏配線に特化した電源ユニット「RMx Shift」シリーズを2月4日より順次発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格は850Wの「RM850x Shift」が2万4,860円前後、1,000Wの「RM1000x Shift」が3万1,460円前後(このモデルのみ2月25日発売)、1,200Wの「RM1200x Shift」が4万260円前後の見込み。

 フルモジュラー方式を採用するが、一般的な電源ユニットは前面にコネクタを配置しているのに対し、本製品は右側面にコネクタを搭載。電源マウント部からマザーボードベース裏面に直接ケーブルを出すことができ、より簡単な配線やケーブルマネジメントが行なえる。

 ATX 3.0規格に準拠し、PCI Express 5.0で使われる12VHPWRコネクタを標準搭載するほか、日本製105℃コンデンサを搭載し、安定性と信頼性の向上を図ったとしている。ファンは140mmの流体軸受タイプを採用。80PLUS Gold規格に準拠する。

ケース内での裏配線に最適な側面コネクタを採用

 各ラインの最大出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+5VSBが3Aと全モデル共通で、+12Vは850Wモデルが70.8A、1,000Wモデルが83.3A、1,200Wモデルが100A。

 コネクタは20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×2、12VHPWR×1、ペリフェラル用4ピン×8と全モデル共通で、PCI Express用6+2ピンおよびSATA用15ピンは850Wモデルがそれぞれ×4/×12、1,000Wモデルが×7/×16、1,200Wモデルが×8/×16となっている。

 本体サイズおよび重量は、850Wモデルが150×86×160mm/約1.7kg、1,000Wモデルが150×86×180mm/約1.9kg、1,200Wモデルが150×86×180/約2kg。

RM1000x Shift
RM1200x Shift