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LG、20段階に折り曲げ可能で最大900Rの42型有機EL TV

LG OLED Flex

 LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、フレキシブルな有機ELパネルを採用し、平面から最大曲率900Rまで20段階に湾曲可能な42型有機EL TV「LG OLED Flex(42LX3QPJA)」を2023年1月18日に発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格は44万円前後の見込み。

 バックライト不要な有機ELならではの特徴を活かしたデザインで、離れた場所で複数人で鑑賞する場合は平面に、一人で近距離でゲームを楽しむ際は湾曲させて没入感を高めるなど、視聴距離や設置場所、コンテンツに合わせて最適な視聴環境を実現できる。

 また、140mmの昇降や前10度~後5度のチルトが可能。さらに、表示サイズを32型/27型に変更したり、2画面並べるマルチビュー機能を備える。

自由に曲率を変化させられる

 機能面では、「OLED evoテクノロジー」内の独自映像エンジン「α9 Gen5 AI Processor 4K」を搭載し、従来の有機EL TVと比較して高輝度/高純度の色を実現。また、120Hz表示や応答速度0.1ms、画質/音質モードを変えられる「ゲームオプティマイザ」、背面のLEDライティング機能、応答速度/画面サイズが一目でわかる「ゲームダッシュボード」、「GeForce NOW」アプリ内蔵など、ゲームとの親和性を高めている。

 解像度は3,840×2,160ドットで、内蔵チューナーはBS4K/110度CS 4Kが2基、地上デジタルが3基、BS/110度CSが3基。合計40Wのスピーカー(フロント×2+ウーファー×2)も内蔵する。webOSを内蔵し、Wi-Fi 6やBluetooth 5.0も対応。インターフェイスはHDMI 2.1×4、USB 2.0×3、Ethernet。

 本体サイズは937×297×614~754mm、重量は22.6kg。

背面のLEDライティング
曲率900Rで没入感を高める