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ASRock、B650E/B650搭載マザー7機種を発表。Ryzen 7000向け
2022年10月3日 22:00
ASRockは、AMDの次世代CPU「Ryzen 7000」シリーズに対応するB650EおよびB650チップセット搭載マザーボードを国内向けに発表した。
フラグシップの「B650E Taichi」、ハイエンドの「B650E Steel Legend WiFi」、スタンダードの「B650 PRO RS」、「B650E PG Riptide WiFi」、「B650M PG Riptide WiFi」、スモールファクター向けの「B650E PG-ITX WiFi」、ライトゲーマー向けの「B650 PG Lightning」の7機種をラインナップする。
なお、このうち「B650E Steel Legend WiFi」、「B650 Pro RS」、「B650 PG Lightning」が11日11時、「B650E PG Riptide WiFi」が14日に発売する。実売予想価格は順に、4万9,980円前後、3万8,980円前後、3万5,980円前後、4万5,980円前後の見込み。
AM5ソケットやPCIe 5.0 M.2スロット、8層PCBなどを搭載
共通の特徴として、CPUソケットにSocket AM5を採用するほか、PCIe 5.0 x4対応のBlazing M.2スロットを搭載し、オプションとしてPCIe 5.0 M.2 SSD用のファンヒートシンクを用意する(B650E Taichiは標準装備)。またATXマザーには、6層PCBと比較してPCBで29℃の温度低下を実現する8層PCBを備える。
加えて、1万2,000時間の長寿命を謳うニチコン製12Kブラックコンデンサ、強化DDR5メモリスロット、Lightning Gaming Port、BIOS Flash Back、AUTO DRIVER INSTALLER、Wi-FiモジュールのSMAケーブルを外れにくくするモジュールキャップ(Wi-Fi搭載製品のみ)、装着済みI/Oシールドなどを備える。
付属品として、ビデオカード用のカードホルダーやWireless USB Dongle Bracketなど用意。このほか一部製品ではボード上にeDPヘッダを備えており、同社では、eDP接続でPCケースの側面パネルをモニター化するためのサイドパネルディスプレイキットの販売も計画している。
B650E Taichi
フラグシップモデルのB650E Taichiは、24+2+1フェーズのスマートパワーステージ(SPS)Dr.MOSを電源回路に採用し、USB4(Thunderbolt 4)ポートを1基備えるExtended ATXマザーボード。
主な仕様として、メモリスロットは4基でDDR5メモリに対応し、拡張スロットはPCIe 5.0 x16、PCIe 4.0 x16、ストレージはPCIe 5.0 x4対応M.2、PCIe 4.0 x4対応M.2×2、SATA 6Gbps×4。
背面インターフェイスは、USB4(Thunderbolt 4)、USB 3.1×3、USB 3.0×8、HDMIなどを用意する。
B650E Steel Legend WiFi
B650E Steel Legend WiFiは、16+2+1フェーズのSPS Dr.MOSを電源回路に採用したATXマザーボード。ネットワークに2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6Eを装備する。
主な仕様として、メモリスロットは4基でDDR5メモリに対応し、拡張スロットはPCIe 5.0 x16、PCIe 3.0 x16、ストレージはPCIe 5.0 x4対応M.2、PCIe 4.0 x4対応M.2×2、SATA 6Gbps×2。
背面インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI、DisplayPortなどを用意する。
B650E PG Riptide WiFi
B650E PG Riptide WiFiは、14+2+1フェーズのSPS Dr.MOSを電源回路に採用したATXマザーボード。ネットワークに2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6Eを装備する。
主な仕様として、メモリスロットは4基でDDR5メモリに対応し、拡張スロットはPCIe 5.0 x16、PCIe 3.0 x16、PCIe 4.0 x1、ストレージはPCIe 5.0 x4対応M.2、PCIe 4.0 x4対応M.2、PCIe 3.0 x2/SATA 6Gbps対応M.2、SATA 6Gbps×4。
背面インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×2、USB 2.0×6、HDMIなどを用意する。
B650 Pro RS
B650 Pro RSは、14+2+1フェーズのSPS Dr.MOSを電源回路に採用したATXマザーボード。
主な仕様として、メモリスロットは4基でDDR5メモリに対応し、拡張スロットはPCIe 4.0 x16、PCIe 3.0 x16、PCIe 4.0 x1、ストレージはPCIe 5.0 x4対応M.2、PCIe 4.0 x4対応M.2、PCIe 3.0 x2/SATA 6Gbps対応M.2、SATA 6Gbps×4。
背面インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×2、USB 2.0×6、HDMI、DisplayPortなどを用意する。
B650 PG Lightning
B650 PG Lightningは、14+2+1フェーズのSPS Dr.MOSを電源回路に採用したATXマザーボード。
主な仕様として、メモリスロットは4基でDDR5メモリに対応し、拡張スロットはPCIe 4.0 x16×2、PCIe 4.0 x1×2、ストレージはPCIe 5.0 x4対応M.2、PCIe 4.0 x4対応M.2×2、SATA 6Gbps×4。
背面インターフェイスは、USB 3.2 Type-C、USB 3.0×7、USB 2.0×4、HDMIなどを用意する。
B650M PG Riptide WiFi
B650M PG Riptide WiFiは、12+2+1フェーズのDr.MOSを電源回路に採用したmicroATXマザーボード。ネットワークに2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6Eを装備する。
主な仕様として、メモリスロットは4基でDDR5メモリに対応し、拡張スロットはPCIe 4.0 x16×2、PCIe 3.0 x1×2、ストレージはPCIe 5.0 x4対応M.2、PCIe 4.0 x4対応M.2、SATA 6Gbps×4。
背面インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI、DisplayPortなどを用意する。