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ファーウェイ、ピボット対応の23.8型フルHDモニターとIPoE対応Wi-Fi 6ルーター
2022年9月15日 11:00
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、23.8型フルHDモニター「MateView SE」、「MateView SE 縦横回転版」を9月15日、およびIPoE対応Wi-Fi 6ルーター「WiFi AX3」を10月下旬、モバイルルーター「Mobile WiFi 3」を9月30日に発売する。
MateView SE
MateView SEはこれまで「HUAWEI Display」シリーズとして投入されてきたエントリー向けの後継モデル。価格はMateView SEが2万2,800円、MateView SE 縦横回転版が2万6,800円。
P3 90%、sRGB 100%の広色域、ΔE<2の色精度、テュフラインランド認証付きの低ブルーライト/フリッカーフリー、中国標準化研究所とSGSが定めた視覚疲労の程度を総合的に評価する規格「SGS Low Visual Fatigue」認証の取得(P3カラーモードとeBookモード)などが特徴。
eBookモードでは映像を白黒にするとともに、明るさを抑えつつ文字をくっきり表示でき、長時間の文字閲覧に好適としている。また、5方向ジョイスティックによるOSDメニュー操作、さまざまな耐久テストをクリアした高品質などが謳われている。
主な仕様は、パネルがIPS、解像度が1,920×1,080ドット、表示色数が1,670万色、輝度が250cd/平方m、視野角が上下/左右ともに178度。リフレッシュレートは75Hzで、AMD FreeSyncをサポートする。
インターフェイスはHDMIとDisplayPortの2系統。スタンドはMateView SEが-3~18度のチルトのみ、MateView SE 縦横回転版が-5~18度のチルト、110mmの昇降、90度のピボットに対応する。
本体サイズおよび重量は、MateView SEが538.5×174×413mm(幅×奥行き×高さ)/約3.4kg、MateView SE 縦横回転版が538.5×182×362~472mm(同)/約4.5kg。縦横回転版のみ100mmピッチのVESAマウンタをサポートする。
無線ルーター製品
WiFi AX3の価格は8,800円。既存モデルと同じ筐体だが、新たにIPoEをサポートするのが特徴。なお、今後日本投入するモデルに関しては全てIPoE対応となる。既存モデルのファームウェアアップデートによる対応は未定。
最大通信速度は3,000Mbps。住宅の図面をアプリに取り入れれば、Wi-Fiのカバーエリアを視覚で把握できる機能なども備える。同時接続台数は128台以上。有線LANは4つ(うち1基がWAN、3基がLAN)。
Mobile WiFi 3の価格は1万4,960円。Cat 7のLTEをサポートし、通信速度は下り最大300Mbps、上り最大100Mbps。Wi-Fiは5GHzと2.4GHzのデュアルバンドで、通信速度は最大867Mbpsとなる。
対応バンドはUMTSが1/5/8、LTEが1/3/5/7/8/18/19/20/28/32/38/41/42。SIMはMicro SIMで、充電はMicro USB。バッテリは3,000mAhで、駆動時間は約12時間。本体サイズは108×62×17.1mm(同)、重量は127g。