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Intel Arc A370M搭載の一体型PCがLenovoから

小新Pro 27 鋭炫版

 中国Lenovoは、PCブランド「小新」の公式Weiboにおいて、ディスクリートGPUとしてIntel Arc A370Mを採用した一体型PC「小新Pro 27 鋭炫版」を予告した。小新シリーズは日本ではIdeaシリーズとして投入される可能性があるが、本製品の投入の有無については不明。

 「小新Pro 27」シリーズ自体は既に発売中なのだが、A370M搭載モデルについては初。Intel CPU+GPUの組み合わせによるDeep Link技術の対応が謳われているほか、レイトレーシングやXeSSもサポートする。

 A370M自体は、8基のXeコアとレイトレーシングユニット、128基のXMXエンジンおよびベクターエンジンを内包。4GBのGDDR6メモリを搭載する。3DMarkによるベンチマークでは、同機に搭載されるCore i7-12700H内蔵のグラフィックスから126%性能が向上するとしており、GeForce RTX 2050に比肩するとしている。

 ベースとなっている小新Pro 27は最大32GBのメモリや1TBのSSDを搭載可能で、2,560×1,440ドット表示/100Hz/sRGB 100%対応の27型液晶や、JBLのスピーカーを内蔵している。Webカメラはポップアップ式で、HDMI入力を備えるほか、45WのUSB PD給電もサポートする。

Intel Arc A370Mのベンチマーク