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「VALORANT」内でボイスチャット録音。“破壊的行為”対策の一環で

 Riot Gamesは、FPSゲーム「VALORANT」のアメリカ/英語リージョンにおいて、ボイスチャットの録音を7月13日より開始すると発表した。

 これは“破壊的行為”を行なうユーザーへの対策の一環として行なわれるもので、ゲームのポリシー違反を検出できる明確な証拠を収集する方法として採用された。これにより、プレイヤーのどういったアクションがペナルティ対象になったのか、理由を提示できるようになる。

 まずは7月13日から北米/英語での音声評価システムを導入する。これは、今年(2022年後半)にベータ版をリリースするのに十分な、言語モデルをトレーニングする機会を与えるものとしている。そのため、開始直後はまだ破壊的な行動の報告に使用されず、効果を測定するためのもの、もしくは誤検出を修正するためのものとしている。

 Riot Gamesは、これらの新しい技術の導入は“痛みを伴う”としながらも、安全で包括的なゲーム環境の実現に向けて価値あるものだとしている。