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LG、4K/144HzやWQHD/240Hz対応機種などHDMI 2.1対応ゲーミングモニター3機種
2022年6月10日 18:53
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、高純度の色合いと中間色1msの応答速度を実現するHDMI 2.1対応ゲーミングモニター3機種を6月中旬より順次発売する。31.5型の「32GQ950-B」、「32GQ850-B」、および27型の「27GP95R-B」を用意する。
32GQ950-B/32GQ850-B
32GQ950-Bは4K/144Hz、32GQ850-BはWQHD/240Hzに対応した31.5型ゲーミングモニター。前者は4Kパネル、後者はWQHDパネルを採用し、実売予想価格はそれぞれ16万円前後、11万円前後の見込み。
ともにNano IPSパネルの採用に加え、ATW(Advanced True Wide)偏光板を適用し、斜めから見たさいにも正確な色合いを実現したという。色域はDCI-P3 98%をカバーし、4KモデルではDisplayHDR 1000、WQHDモデルではDisplayHDR 600をそれぞれサポートする。
HDMI 2.1入力やVRR(可変リフレッシュレート)のほか、DisplayPort入力ではDSC(Display Stream Compression)に対応。加えて、遅延を抑えるDASモードやFreeSync Premium Pro、G-SYNC Compatibleもサポートする。リフレッシュレートについては、オーバークロック時で4Kモデルでは最大160Hz、WQHDモデルでは最大260Hzも実現できる。
主な仕様は32GQ950-Bの場合、解像度が4K(3,840×2,160ドット)、表示色数が約10億7,000万色、中間色応答速度が1ms(Faster時)、輝度が450cd/平方m(ピーク時1,000cd/平方m)、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。
32GQ850-Bの場合、解像度が2,560×1,440ドット、表示色数が約10億7,000万色、中間色応答速度が1ms(Faster時)、輝度が450cd/平方m(ピーク時600cd/平方m)、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは共通で、HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4、USB 3.0×3(うち1基アップストリーム)、4極ステレオミニジャックを備える。
本体サイズ/重量は、32GQ950-Bが719×278×491~601mm(幅×奥行き×高さ)/11.6kg、32GQ850-Bが714×278×504~614mm(同)/8.2kg。
27GP95R-B
27GP95R-Bは、4K/144Hz対応Nano IPSパネルを採用した27型ゲーミングモニター。実売予想価格は11万円前後の見込み。
こちらもHDMI 2.1入力やVRRへの対応や、DCI-P3 98%をカバーする色域の広さ、DisplayHDR 600をサポートする点などが特徴。DASモードやFreeSync Premium Pro、G-SYNC Compatibleなどにも対応する。なお、ATWは採用しない。
主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、表示色数が約10億7,000万色、中間色応答速度が1ms(Faster時)、輝度が400cd/平方m(ピーク時600cd/平方m)、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは、HDMI 2.1×2。DisplayPort 1.4、USB 3.0×3(うち1基アップストリーム)、ステレオミニジャックなどを備える。
本体サイズは609×291×465~575mm(同)、重量は7.9kg。