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NZXT、カバーで表面を覆いスタイリッシュに見えるZ690マザー
2022年6月2日 12:07
米NZXTは、フルメタルカバーで表面を覆うことでスタイリッシュに見えるマザーボード「N7 Z690」およびメタルカバーを省いたモデル「Z5 Z690」を発表した。米国での価格は前者が299.99ドル、後者が239.99ドル。日本国内でも投入予定はあるが、時期は未定。
N7 Z690はデザイン性にこだわり、マザーボードをメタルカバーで覆った。一方N5 Z690はメタルカバーはないもののデザインにこだわったとしている。本体色はマットホワイトとマットブラックの2種類を用意する。
いずれもNZXTのLED製品に対応した専用の4ピンLEDコネクタを2つ備えるほか、5V/3ピン対応LEDコネクタを1つ、12V/4ピン対応LEDコネクタを1つ搭載し、市販のほとんどのLED製品を接続可能。ファンコントロール機能も3ピンと4ピン両方をサポートする。
設定は独自のソフト「CAM」から行ない、LED設定は画面に表示される図を見ながら直感的に、ファンの設定も温度/回転数グラフを見ながら行なえるとしている。
電源回路はN7 Z690が12+1フェーズのDrMOS、N5 Z690が8+1フェーズのDrMOS。背面のボタンを押すだけでUSBメモリからBIOS(UEFI)を更新できる「BIOS Flashback」機能を備える。このほか、2.5Gigabit Ethernetの搭載、Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.2の搭載も特徴。
対応CPUは第12世代Core(Alder Lake)。対応メモリについて記述はないが、DDR4と見られる。そのほかN7 Z690とN5 Z690では拡張スロット構成が異なる。
モデル | N7 Z690 | N5 Z690 |
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拡張スロット | 5.0 x16×1 4.0 x4(x16形状)×1 3.0 x4(x16形状)×1 3.0 x1×1 | |
背面USB | 3.1×3(うち1基はType-C)、3.0×3、2.0×2 | 3.1×2(うち1基はType-C)、3.0×4、2.0×2 |
そのほかインターフェイス | HDMI 2.0、アンテナ、2.5Gigabit Ethernet、音声入出力 | |
オーディオコーデック | ALC1220 | ALC897 |
SATA 6Gbps | 4 | |
M.2 | PCIe 4.0 x4×3(うち1基はSATA兼用) | PCIe 4.0 x4×4(うち2基はSATA兼用) |