ニュース

Acer、裸眼3D立体視対応の15.6型モバイルモニター

SpatialLabs View

 Acerは18日(台湾時間)、新製品発表イベント「next@acer」を開催した。この中で、裸眼3D立体視技術「SpatialLabs」搭載の15.6型モバイルモニター「SpatialLabs View」および「SpatialLabs View Pro」を発表した。前者については今夏の発売を予定しており、価格は1,099ドル。

 どちらも15.6型の4Kパネルを搭載したモバイルモニター。視線追跡カメラを内蔵し、SpatialLabsによる裸眼での3D立体視技術を備えており、前者はパーソナルエンターテインメント、後者はクリエイティブ作業や商品展示などといった用途を見込む。

 重量は1.5kg以下に抑えており、外への持ち出しなどもしやすい設計とした。Adobe RGBを100%カバーし、400cd/平方mの輝度を発揮する。バッテリも内蔵しており、2D/3Dモードで最大5時間の連続表示が可能だとしている。

 ゲーム向けの機能として専用アプリのSpatialLabs TrueGameを用意。対応ゲームタイトルでは、アプリ内からゲームを起動するだけで自動的にプロファイルを適用し、3D立体映像でゲームがプレイできるという。現時点では50以上のタイトルをサポートしているが、順次拡充していくとしている。

 加えて、AIを活用してさまざまなコンテンツの3D立体表示を可能にするSpatialLabs Goにも対応。画像や動画、WebコンテンツなどをAIが分析し、立体イメージをシミュレートするもので、ユーザーが撮影した写真なども簡単に立体で楽しめるという。

 またSpatialLabs View Proでは、3Dクリエイター向けの3DCGソフトと連携してリアルタイムで3Dモデルを確認できるSpatialLabs Model Viewerにも対応。店舗などへの設置にも便利なVESAマウントも背面に備える。

SpatialLabs View Pro