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7.8型カラーE Ink搭載Androidタブレット「BOOX Nova Air C」。コントラストと彩度改善

BOOX Nova Air C

 SKT株式会社は、ONYX International製7.8型E Inkタブレット「BOOX Nova Air C」を22日に発売する。実売価格は5万9,800円前後の見込み。

 Android 11搭載の電子ペーパータブレット。ディスプレイにカラー電子ペーパーの「Kaleido Plus On-Cell ePaper」を採用することで画面をカラー化したほか、2021年9月に発売した旧モデル「BOOX Nova Air」からコントラストを最大30%、彩度を最大15%改善している。本体サイズと重量は旧モデルと同等。

 表示色数は4,096色。周囲の照明状態などにあわせて色温度の切り替えが行なえる。また旧モデルと同じくマグネティックスリーブケースが付属する。このケースはポゴピン経由で本体へ信号の伝達が行なえるようになっており、ケースの物理ボタンでページ送りなどの操作ができる。付属のスタイラスペン「BOOX Pen Plus」は4,096段階の筆圧検知に対応。

 機能面では、手書きした内容をベクタ形式で書き出せる「デジタルノート」を用意。レイヤーやテンプレート機能のほかブラシのカスタマイズなどが行なえる。また「Evernote」、「OneNote」、「WPS」など他社製アプリへの書き込み速度や、PCへのファイル転送速度を向上した。

 新規/既存ユーザーに対してOnyxアカウントで利用できる5GBのクラウドストレージを無料で提供する。また今後3年間のファームウェアアップデートを保証している。

 主な仕様は、CPUがQualcommの8コアプロセッサ、メモリが3GBのLPDDR4x、ストレージが32GB eMMC、ディスプレイ解像度は1,872×1,404ドットなど。

 インターフェイスはUSB Type-C、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)、Bluetooth 5.0など。バッテリは2,000mAh。本体サイズは136.5×194×6.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は235g。

付属のスリーブケースを使うことでボタン押しによるページ送りが可能
手書きした内容をベクタ形式で書き出せるデジタルノート