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SamsungとWD、次世代ストレージ技術の標準化に向け協業

 Samsung ElectronicsおよびWestern Digitalは、次世代ストレージ技術の標準化と普及に向けて協業すると発表した。

 両社では協業を通じて、Zoned StorageなどのD2PF(Data Placement, Processing and Fabrics)技術の標準化やソフトウェア開発における連携促進を図る。標準化により複数のベンダーだけでなく、垂直統合されたハードウェア/ソフトウェア企業からもエンドユーザーがサポートを受けられる環境構築を目指すという。

 Zoned Storageは、ホストとストレージデバイスが協調し、大容量化、スループット向上、低レイテンシを実現するストレージ技術。すでに両社では、ZNS(Zoned Namespaces)SSDやSMR HDDなどのデバイスに関する取り組みを開始しており、今後は次世代Zoned Storage技術のモデルやフレームワークの定義を進め、さらに協業の範囲をほかのD2PF新技術にも拡張していくとしている。