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2021年第4四半期のPC向けGPU出荷台数は前年比15%減。シェアは横ばい

 米Jon Peddie Research(JPR)は、2021年第4四半期のPC向けGPU市場に関する調査結果を発表した。

 CPU内蔵型を含むPC向けGPUの出荷台数は1億100万ユニットで前年同期比15%減。前四半期比の台数ベースでは全体で0.8%増。AMDは4.7%増、Intelは0.6%増、NVIDIAは2.2%減。

 メーカー別のシェアはAMDが19%、Intelが62%、NVIDIAが19%で、ディスクリートGPUではAMDが19%、NVIDIAが81%となっている。

 調査報告によれば、2021年は例年になく部品、コンデンサ、基板などの供給不足が報告された年であったとしており、今後もサプライチェーンが需要に追いつくまで、在庫の確保に制約が続くとの予測を明らかにしている。また新型コロナウイルス感染症の蔓延と、ウクライナの混乱によって、今後の市場予測は非常に困難であるとの見解も示した。