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Samsung、14.6型有機ELのAndroidタブレット「Galaxy Tab S8 Ultra」
2022年2月10日 00:00
Samsung Electronicsは10日(韓国時間)、オンライン新製品発表会「Galaxy UNPACKED 2022」を開催し、新型Androidタブレット「Galaxy S8」シリーズを発表した。14.6型「Galaxy Tab S8 Ultra」、12.4型「Galaxy Tab S8+」、11型「Galaxy Tab S8」の3機種を用意する。
ともに、4nmプロセス製造のオクタコアプロセッサを搭載。S8 Ultraでは最大16GBメモリ、S8+およびS8では最大12GBメモリが選択でき、ゲームやストリーミング視聴、マルチタスクなど様々な作業をスムーズにこなせるとする。ストレージは内蔵(128/256/512GB)に加えて、最大1TBまでのmicroSDカードにも対応する。
ディスプレイは、S8 Ultraが14.6型2,960×1,848ドットSuper AMOLED、S8+が12.4型2,800×1,752ドットSuper AMOLED、S8が11型2,560×1,600ドットLTPS液晶をそれぞれ採用し、全て最大120Hz表示をサポート。S8 Ultraではベゼル幅を6.3mmまで狭めており、映像視聴やゲームプレイ時の没入感のほか、マルチタスク時の作業効率を高められるとしている。
カメラは、背面が3機種ともに1,300万画素+600万画素超広角の2眼構成で、前面はS8 Ultraが1,200万画素広角+1,200万画素超広角の2眼、S8+およびS8が1,200万画素広角の1眼構成となる。4K撮影や画角の広さを生かしたオートフレーミング機能にも対応する。音響面ではDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを内蔵するほか、3基のマイクを搭載し、ノイズ軽減機能もサポートしている。
付属のスタイラスペン「S Pen」は、入力の推測アルゴリズムの改良によりレイテンシを30%以上削減し、書き心地を向上。S Penはリモコンとして、自撮りする際のシャッターやプレゼンテーションのコントロールなどにも利用できる。
Samsung Notesアプリにおけるスマートフォンとの同期/連動機能や、ファイルを簡単に共有できるQuick Share機能など、同社製品との連携機能も強化。CLIP STUDIO PAINTとの協業により、タブレットにキャンバス、スマートフォンにパレットを表示して連動させたり、スマートフォンのカメラを通じて色を取り込むといったことも可能となっている。また、Windows PCのセカンドディスプレイとして使える機能や、Dexモードもサポートする。
そのほかプライバシー保護機能として、カメラやマイクが使用中であることを示す通知や、これらを全アプリで無効化するクイックパネルボタンを用意。セキュリティ機能としては、Knox Vaultや指紋認証センサーなども備える。
共通の仕様として、ネットワークはWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2で、5G/LTE対応モデルも用意。OSはAndroid 12で、最大45Wの急速充電にも対応する。インターフェイスはUSB Type-C。
構成および仕様はS8 Ultraの場合、メモリが8GB/12GB/16GB、ストレージが128GB/256GB/512GB。画面内指紋認証センサーも備える。本体色はGraphiteのみで、サイズは326.4×208.6×5.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量はWi-Fi/5Gモデルの順に726g/728g。バッテリ容量は11,200mAh。
S8+の場合、メモリが8GB/12GB、ストレージが128GB/256GB。画面内指紋認証センサーも備える。本体色はGraphite、Silver、Pink Goldの3種類で、サイズは285×185×5.7mm(同)、重量はWi-Fi/5Gモデルの順に567g/572g。バッテリ容量は10,090mAh。
S8の場合、メモリが8GB/12GB、ストレージが128GB/256GB。側面ボタンに指紋認証センサーも備える。本体色はGraphite、Silver、Pink Goldの3種類で、サイズは253.8×165.3×6.3mm(同)、重量はWi-Fi/5Gモデルの順に503g/507g。バッテリ容量は8,000mAh。
