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acer、第12世代Core/RTX 3090搭載PCなどゲーマー向け製品を複数発表

Predator Orion 7000

 acerは13日(台湾時間)、ゲーマー向けのPredatorシリーズから新製品を複数発表した。デスクトップPCの「Predator Orion 7000」、デスクの「Predator Gaming Desk」、プロジェクタの「Predator GD711」および「Predator GM712」を用意し、北米、欧州、中国向けに11月より順次発売する予定。

Predator Orion 7000

 Predator Orion 7000は、CPUに第12世代Coreを搭載したゲーミングPC。欧州および中国では2022年第1四半期、北米では2022年第2四半期に発売予定で、欧州での価格は2,199ユーロ。

 オーバークロック可能な第12世代Coreに加え、最上位ではGeForce RTX 3090や64GB DDR5-4000メモリなどを搭載。ケースには強化ガラス製側面パネルを備え、アドレサブルRGB LED対応のPredator Frost Blade 2.0ファンを前面と背面に装備する。

 インターフェイス周りでは、2.5Gigabit EthernetやWi-Fi 6Eなどを内蔵。前面パネルにはUSB 3.0×4(うち1基Type-C)と音声入出力、背面にはUSB 3.2 Type-C、USB 3.1×3、USB 2.0×2などを備える。

Predator Gaming Desk

Predator Gaming Desk

 Predator Gaming Deskは、幅55インチ(約140cm)の大型ゲーミングデスク。欧州では12月に発売し、価格は229ユーロ。

 掃除しやすいカーボンファイバー製と、Predatorマウスパッド製の2種類の天面が選べるのが特徴。加えて、ケーブルマネジメント用の穴も左右奥側に設ける。

 コントローラなどを置けるラックやヘッドフォンホルダー、カップホルダー、ACアダプタなどを収納できるトレイなども装備。耐荷重は120kgまで。

Predator GD711/GM712

Predator GD711

 「Predator GD711」は、4Kに対応したLED光源のゲーミングプロジェクタ。欧州ではGD711が2021年12月、中国では2021年11月に発売し、欧州での価格はGD711は1,499ユーロ。

 4K(3,840×2,160ドット)解像度での表示だけでなく、ゲーム向け機能として、解像度をフルHD(1,920×1,080ドット)に落とすことで、リフレッシュレートを120Hz(可変リフレッシュレート対応)や240Hzに引き上げることが可能。ゲーム機やPCからの滑らかな映像を表示できる。

 そのほか、Rec.709比125%をカバーする広色域や、4,000 LED lmの高輝度も特徴。2.7mの投影距離で100型相当の映像が楽しめるとする。インターフェイスはHDMI 2.0×2、USB×3などを備える。

 また、ランプ光源の「Predator GM712」も用意。同様に4K対応となるが、輝度が3,600 ANSI lmとなる。欧州では2022年1月、中国では2021年11月に発売し、欧州での価格は1,399ユーロ。