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Windows 11 Insider Preview Build 22471公開。日本語タッチキーボード修正など

 米Microsoftは4日(現地時間)、Windows InsiderのDevチャネル向けに「22471」を配信開始した。

 このビルドから、サービス「TabletInputService」の名前を「TextInputManagementService」に変更した。実はこのサービス、その名前からしてタッチキーボード関連のサービスと思われがちなのだが、実は日本語入力(IME)、クリップボード履歴、絵文字パネル、音声入出力などでも使われている。ユーザーに不用意に無効にされてしまわないよう、名前を変更した。

 一方修正点としては、タスクバーの非表示アイコンのフライアウトで角が丸くならない問題、デスクトップのフライアウトコンテキストメニューで下矢印を押した際にフォーカス移動ではなく消えてしまう問題、ファイルエクスプローラー終了時にexplorer.exeがクラッシュしてしまう問題などが挙げられる。

 また、日本語IMEのタッチキーボードで「かな」を使用している場合、Shiftキーを押した時に入力される文字がキーラベル通りにならない問題、起動時にtextinputhost.exeがクラッシュしてしまう問題、一部のデバイスがエラーコード0xc1900101で新しいビルドに更新できなかった問題などが修正された。

 既知の問題としては、入力方法を切り替えるとタスクバーがちらつくことがある、タスクバーの検索アイコンを押しても検索パネルが開かない場合がある、ウィジェットが外部ディスプレイに誤ったサイズで表示される問題がある。