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ChromebookがQ2で1,230万台出荷。好調続くも半導体不足でWindows PCを優先

 市場調査会社のIDCは7月30日(現地時間)、2021年第2四半期(4~6月)におけるChromebookとタブレットの出荷台数を発表。Chromebookは前年比で68.6%増の1,230万台、タブレットは同4.2%増で4,050万台に達した。

 両カテゴリとも好調な結果となったが、前四半期よりも若干のスローダウンが見られるという。Chromebookは依然として教育向けなどで需要が高いものの、半導体不足が起きている現状として、もっと利益率の高いWindows用ラップトップの生産が優先されているようだ。タブレットについては、ChromebookやPCよりも急速に需要が落ちることが懸念されているとのこと。

 Chromebookの2021年第2四半期の出荷台数に関しては、1位はHPで430万台出荷(シェア35%)で前年同期比115.7%増、2位はLenovoで260万台出荷(シェア21%)で同81.2%増、3位はAcerで190万台出荷(シェア15.3%)で同21.7%増となっている。

Chromebookの2021年第2四半期の出荷台数

 タブレットについては、1位がAppleで1,290万台出荷(シェア31.9%)で前年同期比3.5%増、2位はSamsungで800万台出荷(シェア19.6%)で同13.3%増、3位はLenovoで470万台出荷(シェア11.6%)で同64.5%増を記録した。

タブレットの2021年第2四半期の出荷台数