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Windows 11 Insider最新ビルドでタスクバー関連の修正やデザインの改善など
2021年7月26日 10:50
米Microsoftは22日(現地時間)、InsiderのDevチャネル向けに、Windows 11のビルド「22000.100」を公開した。
ビルド22000.100では、デザインの統一感向上や通知周りの挙動を変更したほか、タスクバーに関連するいくつかの不具合を修正している。
変更および強化点
- タスクバー上にある非表示アイコンのフライアウトのデザインをWindows 11のデザインに合わせた
- 通知センターから直接フォーカスアシスト設定にアクセスできるようにした
- アプリから通知がある場合に、タスクバー上のアイコンを一定時間点滅させた後、アイコンに背景色とバッジを表示するようにした
- タスクバーのタッチキーボードアイコンの大きさをほかのアイコンと一致させた
- タスクバーのカレンダーフライアウトを折り畳めるようにした
- Storeで各種コンテンツやアプリを選択して詳細ページへ移動するさいにアニメーションするようにした
タスクバー関連の修正点
- 「日付と時刻」でフォーカスアシストをオフにした状態で新しい通知を見るとエクスプローラがクラッシュする問題を修正
- 「ネットワーク」「ボリューム」「バッテリー」を右クリックしたさいに表示されるコンテキストメニューに設定アイコンを追加した
- 時計が同期しなくなる問題を修正
- ボリュームアイコンに関連して、スタンバイから復帰したさいにエクスプローラがクラッシュする問題を修正
- アプリアイコンの下にプログレスバーが表示されない場合がある問題を修正
- 「スタート」または「検索」が開いているときにタスクバーをクリックするとタスクバーが隠れるようにした
- タッチパネルからタスクバーのアイコンをタップすると、マウスでクリックしたときと同じアニメーションを表示するようにした
- 太陰暦を使用しているさいのテキストがカレンダーのフライアウトの数値と重ならないようにした
- カレンダーのフライアウトを折りたたんだ状態でも正しい月を表示するようにした
- カレンダーのフライアウト上部にある日付をユーザーの希望する形式に従うようにした
- スタートメニューが開いているとき、タスクビューにカーソルを合わせると、スタートメニューの上にウィンドウを表示するようにした
- タスクビューを右クリックしたときに、プレビューウィンドウが閉じてコンテキストメニューを使えるようにした
- スナップグループをクリックすると、ドッキング/ドッキング解除後にすべてのアプリウィンドウが表示されない場合がある問題を修正
- PinyinIMEのオン/オフインジケーターに使用されるアイコンサイズが一定になった
- バッテリーセーバーの実行中にサインアウトし、再度サインインしたさいにタスクバーが透明になる問題を修正
- ネットワークアイコンがタスクバーに表示されないことがある問題を軽減
- タスクバーのプレビューが画面外に描画される問題を修正
各種設定の修正点
- 「設定」上で複数のボタンとオプションが機能しなくなる問題を修正
- 「設定」のページタイトルが上下方向に途切れて表示される問題を修正
- 「設定」で「プログラムの追加と削除」を検索したさいに、正しい検索結果を表示するようにした
- 「設定」の検索を素早く初期化できるようにした
- 「Windows Insider Program」セクションに関連する設定を操作したさいにクラッシュする問題を修正
- 起動時に設定がクラッシュする問題を修正
- 「電源とバッテリー」アイコンのレンダリングの問題を修正
- 「言語と地域」ページの信頼性の問題を修正
- 「個人用設定」のプレビューで、黒い壁紙が表示される場合がある問題を修正
- ロック画面のプレビューと実際のロック画面で使用するフォントを一致させるようにした
- アラビア語環境で、クイック設定のすべてのアイコンが反転して表示される問題を修正した
- クイック設定で明るさスライダーを使用して調整を行なうさいに数値を表示するようにした
このほか、「エクスプローラ」、「検索」、「ウィジェット」などの項目について多数の変更と修正が加えられている。