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シャープ、2,000cd平方/m以上の次世代ミニLEDディスプレイを開発

mini LED 次世代ディスプレイ(構造イメージ)

 シャープ株式会社は、バックライトに小型のLEDを採用し、液晶ディスプレイの表示性能を向上させた「mini LED 次世代ディスプレイ」を開発した。

 開発した試作機ではバックライトに従来の4K液晶TV(4T-C65CH1)よりも約10分の1サイズの小型LEDを8,000個以上配置。LEDの点灯/非点灯を細かく制御しつつ電力を効率的に活用し、2,000cd/平方m以上の輝度と100万:1以上のコントラスト比を実現。同時に量子ドット技術による従来機の約1.2倍の高色域表現も可能とする。

 シャープはこの技術の早期実用化を目指しているという。

mini LED 次世代ディスプレイ(イメージ)