ニュース

Lenovo、第11世代Core/有機ELも選べるChromebook

IdeaPad 5i Chromebook(Sand)

 Lenovoは23日(現地時間)、第11世代Core(Tiger Lake)搭載Chromebook「IdeaPad 5i Chromebook」など、コンシューマ向け製品を複数発表した。

IdeaPad 5i Chromebook

 IdeaPad 5i Chromebookは、Tiger Lake世代のCPUを採用した14型クラムシェルタイプのChromebook。欧州、中東、アフリカ(EMEA)地域では7月の発売を予定しており、価格は399ユーロから。

 最上位でCPUにCore i5-1135G7を採用し、メモリは最大8GB、ストレージは最大512GB SSDを搭載可能。ディスプレイは輝度300cd/平方mを発揮する14型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶で、タッチ操作にも対応する。バッテリ残量やWebカメラの状態などを色で示すLEDライトバーをタッチパッド手前部分に備えるのも特徴となっている。

 主な仕様は、Pentium 7505/Core i3-1115G4/Core i5-1135G7、4GB/8GBメモリ、128GB/256GB/512GB SSDなどを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×3(うち2基Type-C)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、Webカメラ、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体色はSandとStorm Greyの2種類。サイズは324×221×16.6mm(幅×奥行き×高さ)、最小重量は1.42kg。バッテリ駆動時間は最大10時間。

背面
IdeaPad 5i Chromebook(Storm Grey)

IdeaPad Flex 5i Chromebook

IdeaPad Flex 5i Chromebook(Abyss Blue)

 「IdeaPad Flex 5i Chromebook」は、13.3型コンバーチブル2in1タイプのChromebook。EMEA地域では6月の発売を予定しており、価格は399ユーロから。

 IdeaPad 5i Chromebookの2in1版に相当する製品で、こちらもCPUにPentium 7305のほか、Core i3-1115G4またはCore i5-1135G7が選択可能。液晶サイズは13.3型とやや小さくなるが、タッチ対応のフルHD IPSパネルを採用するほか、オプションで有機ELパネルも用意する(8月以降)。

 主な仕様は、4GB/8GBメモリ、128GB/256GB/512GB SSDまたは32GB/64GB eMMCなどを搭載。Lenovo Digital Pen(USIペン)によるペン入力もサポートする。

 インターフェイスは、USB 3.0×3(うち2基Type-C)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、720p Webカメラ、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体色はAbyss BlueとIron Greyの2種類。サイズは310×214×16.95mm(同)、最小重量は1.35kg。バッテリ駆動時間は最大10時間。

背面
IdeaPad Flex 5i Chromebook(Iron Grey)

L15 USB-C Mobile Monitor

L15 USB-C Mobile Monitor

 「L15 USB-C Mobile Monitor」は、重量を860gに抑えたUSB Type-C接続の15.6型フルHD IPSモバイルディスプレイ。ランドスケーブ/ポートレートモードを簡単に切り替えられる専用ボタンやキックスタンドなども装備する。EMEA地域では9月の発売を予定しており、価格は229ユーロから。

 主な仕様は、表示色数が1,670万色、応答速度が最短6ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。

 インターフェイスはUSB 3.0 Type-C×2(DisplayPort 1.2 Alt Mode対応)で、本体サイズは360×108.4×235.5~245.5mm(同)。

背面

 そのほか、USB Type-Cでの給電/映像入力などに対応する31.5型4Kディスプレイ「L32p-30」や、75Hz駆動対応の27型フルHD IPSディスプレイ「L27m-30」、USB接続のWebカメラ「LC50 Modular Webcam」も用意。EMEA地域ではL32p-30のみ10月、残り2製品は9月の発売を予定しており、価格は順に479ユーロ、299ユーロ、99ユーロから。