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Phison、世界最速のPCIe 4.0対応SSDコントローラ。Chiaマイニング向けSSD長寿命化技術も

PS5018-E18。176層NANDと組み合わせることでシーケンシャルリード7,488MB/s、同ライト7,081MB/sを達成

 Phisonは26日(台湾時間)、世界最速を謳うシーケンシャルリード7,488MB/s、同ライト7,081MB/sのPCI Express 4.0対応SSDコントローラ「PS5018-E18」を発表した。

 これは176層NANDと組み合わせて実現した数字であり、従来の96層NAND採用品と比較して35%高速化を図ったとしている。

 このほか、eスポーツ向けスマートフォンに適したPCI Express 4.0 x2対応のBGAチップ型SSD「PS5021-E21T BGA SSD」、メインストリーム向けPCI Express 4.0対応SSD「PS5021-E21T M.2 2280」などをCOMPUTEXで展示予定。

PS5021-E21T BGA SSD。シーケンシャルリード3,400MB/s、同ライト2,700MB/s、ランダムリード45万IOPS、同ライト25万IOS
PS5021-E21T M.2 2280。シーケンシャルリード5,000MB/s、同ライト4,500MB/s、ランダムリード78万IOPS、同ライト80万IOPS

 さらに、UFS 3.1制御チップの拡張バージョン「PS8318」と、超低消費電力のeMMC制御チップ「PS8232」を発売。

PS8318。従来品と比較してランダムリードとランダムライトを高速化
PS8232。リード300MB/s、ライト200MB/sとされている

 加えて、最近台頭してきた仮想通貨Chiaの分野でも、プロット様に特別設計されたSSDソリューション「XPlot」を展開し、独自の「LifeXtension」技術によりSSDの耐用年数を最大18倍まで延長させるとしている。