ニュース

PFU、スキャンデータを本体からメール送信できる新機能。SlackやTeamsに投稿する応用例も提案

 株式会社PFUは25日、ドキュメントスキャナー「ScanSnap iX1600」および「同iX1500」のアップデート提供を開始した。アップデートを適用することで、スキャンデータを本体から直接メール送信できるようになる。

 機能自体は登録したメールアドレスへの直接送信が行なえるのみだが、PFUではメールアドレスと紐付いた各種コミュニケーションツールへの投稿や、FAXと連携させる応用例を提案している。一例として、前者に関しては「Slack」と「Teams」、後者については「秒速FAX」と「まいと~くCloud」を挙げた。

 メールアドレスに送信した内容を投稿する機能があるサービスやツールであれば基本的には対応できるため、例えばタスク管理ツールの「Trello」などにもスキャンデータをカードとして追加できる。ただし送信元アドレスは「noreply@mail.cloud.scansnap.com」で固定であることから、サービスやツールの仕様や設定によっては対応できない場合がある。

 また、モバイルアプリ「ScanSnap Connect Application」では、Chromebookとの接続に対応した。こちらは教育現場においてChromebookの普及が進んでいる現状を背景として、スキャンした資料やプリントをその場ですぐにプレゼンするなどの使い方が提案されている。

 スキャン機能の更新としては、スキャン原稿の表裏パターンを比較して、白紙データを削除する機能を追加した。押印の裏写りや折目のある原稿でも白紙と判別して削除できる。