IFA 2021は開催中止。新型コロナ変異株拡大やワクチン接種状況鑑み

　IFA(国際コンシューマ・エレクトロニクス展)を主催するMesse Berlinおよびgfu Consumer&Home Electronics GmbHは19日(現地時間)、IFA 2021の開催中止を発表した。

　発表によれば、南アジア地域などにおける新型コロナウイルス変異株の拡大や、各国におけるワクチン接種の進行状況が不確実であることに加え、会場となるメッセベルリンの展示エリアの一部がワクチン接種会場および緊急医療施設としても利用されている点などを考慮し、中止を決定したとしている。

　なお、次回の開催については、2022年9月2日～6日の会期で物理イベントとして実施できるよう、パートナーと連携を進めていくという。