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ベイパーチャンバーとファン×2、ついでにバッテリも2個搭載。5Gゲーミングスマホ「Lenovo Legion Phone Duel 2」

Legion Phone Duel 2

 Lenovoは8日(現地時間)、ゲーミングスマートフォン「Legion Phone Duel 2」を発表した。中国では4月、アジア太平洋および欧州地域で5月に発売され、欧州地域での価格はメモリ16GB、ストレージ512GB、オプションの充電ドック付きで999ユーロ、メモリ12GBでストレージ256GBのモデルは799ユーロからとなる。

 Snapdragon 888(Kryo 680 : 1コア@2.84GHz+3コア@2.42GHz+4コア@1.8GHz、Adreno 660@840MHz)を搭載する5G対応のフラグシップモデルで、ゲーム中においても内蔵ベイパーチャンバーと2基のターボファンにより強力に冷却し、高い性能を維持可能とする。OSはAndroid 11ベースのZUI 12.5を採用。

 メモリは12/16/18GBのLPDDR5、ストレージは 256/512GBのUFS(Universal Flash Storage) 3.1。画面は6.92型のAMOLED(有機EL)で解像度は2,460×1,080ドット。リフレッシュレート144Hzの高速表示、サンプリングレート720Hzのタッチパネル、HDR10+もサポートする。

 前面カメラは本体中央の側面から飛び出るポップアップ式で、解像度は4,400万画素。AIを使い、自撮り時にバックグラウンドを除去したり、フィルタを使ったり、アバターのアニメーションエフェクトをかけたりすることが可能。一方の背面カメラは6,400万画素の標準と1,600万画素の広角の2眼となる。また、AIに最適化された4つのノイズキャンセリングマイクを備え、騒がしい環境でも高品質なストリーミングを提供可能。

 2,750mAhのバッテリを2個実装しており、90Wの急速充電が可能であることに加え、USB Type-Cポートが2基あり、両ポートから同時に充電することで17分で4,500mAhもの電力を回復可能。フル充電も30分で済ますことができる。

 4つのショルダーキー、画面の前面と背面にそれぞれ2つずつあるタッチポイントからなる合計8個のバーチャルキー「Octa-Trigger」を利用でき、ゲームでの利便性も追求。ハプティクス機能も備え、タッチ時の正確なフィードバックを返すとする。。

 本体サイズは176×78.5×9.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は259g。本体色はUltimate BlackとTitanium Whiteの2色。