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4K/60Hz対応、Ryzen Embedded搭載のサイネージ向け超小型PC

MTN-FP50

 株式会社リンクスインターナショナルは、Maxtang製のCPUにRyzen Embeddedを搭載したサイネージ向けの超小型デスクトップPC「MTN-FP50」、「VHFP30」を13日に発売する。

 いずれも搭載OS別にバリエーションを展開し、OSなし/Windows 10 IoT/Windows 10 Proから選べる。

MTN-FP50

 CPUにRyzen Embedded R1305G(2コア/4スレッド)を搭載したPC。筐体サイズが130mm×128mm×52mm(幅×奥行き×高さ)と超小型で、0℃から50℃までの温度環境に対応する。

 インターフェイスは、4K/60Hz対応のHDMI×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi、Bluetooth、USB 3.0×3、USB 2.0×2など。

インターフェイス類

 メモリはSO-DIMM規格で、OS非搭載/Windows 10 IoT搭載モデルは4GB、Windows 10 Pro搭載モデルは8GBを標準で搭載する。

 ストレージはM.2規格で、OS非搭載/Windows 10 IoT搭載モデルは128GB、Windows 10 Pro搭載モデルは256GBを標準で搭載する。

 価格はOS非搭載モデルが4万1,800円、Windows 10 IoT搭載モデルが4万8,800円、Windows 10 Pro搭載モデルが5万2,800円。

VHFP30

VHFP30

 CPUにRyzen Embedded V1605B(4コア/8スレッド)を搭載したPC。上記のMTN-FP50の上位モデルで、Gigabit Ethernetを2基搭載するほか、-20℃から60℃までの温度環境に対応する。

 筐体は191×151×34mm(同)と薄型で、HDMIとDisplayPortを1基ずつ搭載し、4K環境でのデュアルディスプレイにも対応する。

 価格はOS非搭載モデルが6万4,800円、Windows 10 IoT搭載モデルが8万4,800円、Windows 10 Pro搭載モデルが8万8,800円。