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NVIDIA、サービス運用妨害などの脆弱性を修正するGPUドライバを公開

 米NVIDIAは11日(現地時間)、同社GPU向けドライバの脆弱性に対応するセキュリティアップデートを公開した。

 本アップデートでは、GPUドライバおよびvGPUソフトウェアにおける、サービス運用妨害(DoS)、特権昇格、データ改ざん、または情報漏洩の恐れがある複数の脆弱性が修正されており、もっとも深刻なもの(CVE‑2021‑1051)の場合、CVSS v3.1(共通脆弱性評価システム)による深刻度の評価スコアは8.4となっている。

 Windowsでは、GeForce向けドライババージョン「461.09」、NVIDIA RTX/QuadroおよびNVSシリーズ向けドライバ「461.09」、「452.77」、「392.63」、Tesla向けドライバ「461.09」、「452.77」、「427.11」にて脆弱性が修正される。また、vGPUソフトウェアについては、ソフトウェアバージョン「11.3」およびドライババージョン「452.77」、またはソフトウェアバージョン「8.6」およびドライババージョン「427.11」にて対応が実施されている。加えて、Linux向けにも各種アップデートが提供されている。