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chkdsk /fでファイルシステムが壊れる問題が修正

 Microsoftは、Windows 10の2004/20H2用パッチ「KB4592438」アップデート後(OSビルド19041.685および19042.685)における、chkdsk /fコマンドでファイルシステムがダメージを受け、OSが起動できなくなる問題を修正した。

 この修正は自動で適用され、非管理下のデバイスにおいてユーザーが操作する必要はないが、OSを再起動すればより早く適用できる。一方、エンタープライズといった管理下にあるデバイスの場合、特別なグループポリシーを設定することで適用できる。

 なお、すでにダメージを受けてしまいOSが起動できなくなった場合は、Windowsは自動的にリカバリコンソールに入る。そのさいに「高度なオプション」を選択し、そのなかで「コマンドプロンプト」をクリック。起動したコマンドプロンプトで「chkdsk /f」を実行すれば、問題が修正されるとしている。

 問題の修正後、再起動時に再度chkdskが自動で走るが、終了すればOSが起動できる。この問題は「KB4586853」を適用したOS Builds 19041.662および19042.662でも発生するが、同様に修正される。