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パイオニア、USBに挿すだけでパソコンの音質が上がるモジュール。10万円

APS-DR300

 パイオニア株式会社は、パソコンのUSB端子に接続するだけでパソコンのオーディオを高音質化するモジュール「DRESSING APS-DR300」と「同APS-DR200」を12月に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格はAPS-DR300が10万円前後、APS-DR200が2万円前後。

 2019年に発売された製品の新モデル。同製品をUSBに挿すと、パソコンの電源ノイズや信号ノイズを低減するという。新モデルでは、ノイズの原因を根本から見直し、厳選したパーツで微細なノイズまで抑えるAPS-DR300と、その技術を受け継ぎつつコストパフォーマンスを高めたAPS-DR200として製品化した。

APS-DR200

 いずれも1点1点手作業でくみ上げており、ノイズの原因となる振動を抑えるため、高級感あるアルミ削り出し筐体と、電圧変動を抑える独自回路を採用する。基本的には、この製品をUSBに挿すだけでパソコンで利用するオーディオ機器の音質が向上するが、USBのパススルー端子も備えており、そこに接続する機器への信号ノイズも低減できるとする。

 このほか、APS-DR300は、厳選した素子と独自の振動抑制方式を採用。また、高寿命かつ高品位な4種類のマイカキャパシタで独自回路を構築することで楽音情報をリアルに再現する。

 いずれも本体サイズは60×12×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は26g。