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Raspberry Pi 4ベースの「Compute Module 4」発売

 英Raspberry Pi Foundationは19日(現地時間)、Raspberry Pi 4ベースの「Raspberry Pi Compute Module 4」を発売した。価格は25ドルから。

 SoCにはRaspberry Pi 4と同じ64bitクアッドコアの「BCM2711」(Cortex-A72 1.5GHz)を採用し、従来からCPUとGPUを高速化。GPUはH.265(4K/60Hz)とH.264(1080p/60Hz)のデコード、OpenGL ES 3.0をサポートする。

 さらに、メモリはLPDDR4-3200の1/2/4/8GBから選択可能となり、eMMCもオプションで8/16/32GBを搭載できる。IEEE 802.11ac対応の無線LANとBluetooth 5.0もオプションで提供する。

 インターフェイスとしては、28ピンのGPIO(最大でUART×6、I2C×6、SPI×5)、x1レーンのPCI Express 2.0、2ポートのHDMI、Gigabit Ethernetなどを備える。

 なお、従来のCompute ModuleはSO-DIMMスロットを流用するかたちだったが、新製品は基板対基板コネクタとなり、互換性がなくなっている。