ニュース

Intel、14年ぶりにコーポレートロゴを変更

~新Coreプロセッサーのロゴシールも新デザインに

小文字の「intel」へと変更されたIntelのコーポレートブランド

 米Intelは2日(現地時間)、2006年以来同社が利用してきたブルーオーバルにIntelの文字が入る同社のコーポレートロゴを、文字のみのブランドロゴに変更することを明らかにした。新コーポレートロゴにもとづき、新Coreプロセッサーのブランドロゴも新デザインに変更される。

ドロップe、ブルーオーバル、そしてシンプルで全て小文字の「intel」ロゴに

創業時のドロップe Intelロゴがついている、Intel創業者のロバート(ボブ)・ノイス氏の名刺と社員証。名刺は日本語版で、サンタクララにあるIntel本社のミュージアムに展示されている

 Intelは創業以来、長年にわたり、「ドロップe」と呼ばれるIntelの綴りから、eが下に飛び出すかたちのコーポレートロゴを利用してきた。このコーポレートロゴは、Intelの関係者の名刺や社員証などにロゴとして入れられていたり、同社が発行する公式文章(例えばプレスリリースなど)に使われてきた。

 そのドロップeロゴが変更されたのは2006年のこと。この時に「ドロップe」は廃止され、Intelというアルファベットの綴りを青いオーバル(楕円)が囲う「ブルーオーバル」とでも言うべきコーポレートロゴに変更された。このブルーオーバルは、PCに貼られているCoreプロセッサーのシールなどにも描かれているので、PCユーザーであれば目にしたことはないだろうというほどお馴染みのロゴと言える。

カリフォルニア州サンタクララにあるIntel本社前に掲示されていたブルーオーバルなIntelロゴ

 それが今回ブルーオーバルのオーバル部分がなくなり、ただIntelという文字が入るコーポレートロゴに変更された。新ロゴではアルファベットの「i」が小文字になっており、シンプルなロゴを好む世界的な潮流にも合致するモダンなロゴと言える。

 また、第11世代Coreプロセッサーのシールも、新しい「Intel」ブランドのロゴベースへと変更された。

新しい第11世代Coreプロセッサーのロゴ、小文字「intel」ロゴになっている