Apple、「WWDC20」6月23日午前2時から開催。各OSの最新機能紹介も

　Appleは11日、史上最大規模となる世界開発者会議「WWDC20」のラインナップを公開した。

　WWDCは今年(2020年)で31年目を迎える。これまでオフラインで開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からオンライン開催へ移行。これにより、2,300万人以上のグローバルな開発者コミュニティをオンラインに集結させるという、過去に例のない試みとなる。

　日本時間の6月23日午前2時からは、スペシャルイベントの基調講演を開催。今年後半に登場が予定されている機能や更新内容について紹介される。イベントはApple Parkから直接ストリーミング配信される予定で、同社の公式サイトやApple Developerアプリ/Webサイト、Apple TVアプリ、YouTubeで観られる。中国の視聴者向けに、Tencent、iQIYI、Bilibili、Youkuでも配信される予定。

　日本時間の23日午前6時からは、Platforms State of the Unionと題し、iOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSについて、最新の機能について深堀りするオンデマンド配信を開始。こちらはApple Developerアプリ/Webサイト、および中国国内向けにTencent、iQIYI、Bilibili、Youkuで視聴できる。

　日本時間の24日未明～27日は、100以上のエンジニアセッションが提供される。セッション映像は日本時間24日午前2時以降の毎日公開され、Apple Developerアプリ/Webサイトで視聴可能。

　また、Apple Developerフォーラムを刷新し、エンジニア1,000人以上に対して質問したり、技術的なディスカッションができるようになる。加えて、Appleエンジニアとの1対1開発者ラボも予約制で行なう。