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Facebook、企業向けSNSのWorkplaceにリモートワーク支援機能を追加

情報ライブラリ機能

 Facebookは24日、企業向けに提供しているコミュニケーションプラットフォーム「Workplace」にリモートワーク支援機能などを追加すると発表した。

 同社では顧客から得たフィードバックをもとに、重要な情報を全従業員にリアルタイムに共有でき、全員が簡単にアクセスできるようにすることと、企業が支援していることを全従業員が感じ取れるようにすることの2つが重要だと考え、これらの実現を目指して複数の支援機能を用意したという。実装する機能は以下のとおり。

  • 情報ライブラリ
    人事規則やリモートワークの手引きなど、更新頻度の低いコンテンツを1カ所にまとめ、アクセスしやすくする機能
  • 下書きの代理作成
    個人が幹部に代わって書類の下書きを作成し、それを幹部が承認および公開できる機能
  • キャンペーン
    Workplace内の投稿へのエンゲージメントなどを分析し、社内コミュニケーションを改善する機能(来週より実装予定)
  • セーフティアラート
    セーフティチェック機能を拡張し、安全に関する情報などに関するアラートを送信できる機能(6月中に実装予定)
  • Q&A投稿
    質問や投票が利用できるようになり、重要だと考えている事項を共有しやすくする機能
  • 新しいリアクションとプロフィールフレーム
    ハートを抱えた絵文字や「うちでテレワーク」のフレームなどを追加し、リモートワーク環境下での従業員同士の心理的距離を近づける機能(5月中に実装予定)

 同社ではこれらの機能追加に続き、今後数週間のうちにさらなる施策を予定しているという。

下書きの代理作成機能
キャンペーン機能
セーフティアラート機能
Q&A投稿機能
新しいリアクションとプロフィールフレーム機能