Steam、トラフィック増大に対し、ユーザーへ負荷軽減方法を提示

　Valveは3月31日、新型コロナウイルスの影響により世界中のネットワークトラフィックが増大するなかで、Steamのネットワーク帯域を上手に活用するための同社の取り組みや、ユーザーへの案内を出した。

　Steamはすでに過去のアップデートで、ピーク時間帯のネットワーク負荷を分散するために、最近プレイしていないゲームをオフピークにアップデートするようにしているが、今週からさらに日数が分散され、過去3日以内にプレイしたゲームのみが即座のアップデート対象となる。

　また、Steamのオプション設定において、ユーザーが自動アップデートの時間枠を規定できること、インストール済みではあるがプレイしていないゲームの自動アップデートを取得しないように設定できること、ダウンロード速度を制限してトラフィックを減らせること、あまりプレイしていないゲームをSSDからHDDに移動する機能を使えば、再度ダウンロードするよりも高速でネットワーク負荷の軽減にもつながることを伝えており、ユーザーへの協力を呼びかけている。