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在宅でも楽しめるようPokémon GOなどが内容調整

 Nianticは30日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、不要な外出をできる限り控えるといった政府機関の要請のもと、「Pokémon GO」および「Ingress」の内容を調整すると発表した。

 Pokémon GOでは以下の変更を行なう(もしくは予定)。

・自宅の掃除やルームランナーを利用したときなど、屋内での歩数も反映されるように「いつでも冒険モード」を改善。屋内での運動でゲームが進行する
・実際に出会えなくても、友人や家族とのつながりを持ち続けられるよう、ゲーム内のソーシャル機能を強化。自宅にいながらでもほかのプレイヤーとともにレイドバトルに参加できるような仕組みを検討する
・バーチャルにお気に入りのスポットに訪れ、友人や家族とその場所での思い出を共有できるような機能の検討
・これまで毎年夏にリアルイベント「Pokémon GO Fest」を開催してきたが、これを自宅でも行なえるようなイベントを検討

 なお、Pokémon GOでは2020年に入ってから、すでに自宅からでも参加可能な「GOバトルリーグ」の導入、リーグへの参加に必要な歩行距離を3kmから0kmに変更したりした。さらに、遠くまで歩かなくてもモンスターボールを手に入れられるような変更や、より多くのギフトのやりとりができるような所持数の増加を行なった。

 Ingressでは以下のような変更を行なう。

・複数のポータルに訪れる必要性を減らすため、バーンアウトまでの回数を増やすとともに、クールダウン時間を短縮
・L7/L8レゾネータを2個ずつデプロイできるように改善
・ソジャーナーメダルを獲得するための条件「リチャージ」を追加

 同社は、これらの“位置情報ゲーム”は、政府や地方自治体によって、ほかの人との距離を置けば外を歩くことが許可されている地域では、注意しながらプレイすることで、プレイヤーが身体的/精神的に健全でいられるために貢献できるとしているが、今回の変更は、このようなことができないときの代替として提供するものとしている。