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ほぼ全スタッフも利用する浦和レッズのマウス製オフィシャルPC
2020年2月12日 18:59
既報(マウス、14型/15.6型の浦和レッズ公式ノートPC)のとおり、株式会社マウスコンピューターは12日、浦和レッズオフィシャルPC「mouse X4-B-URDS」と「mouse X5-B-URDS」を発売した。同日には浦和レッズの専用練習場・クラブハウスがあるさいたま市大原サッカー場クラブハウスにて発表会が行なわれた。
マウスコンピューターは、長野県飯山市に製造工場を持っており、弊誌読者には「iiyama」のイメージが強いかもしれない。しかし、同社の創業地は埼玉の春日部だ。そういったなか、マウスコンピューター社長の小松永門氏は、同じく埼玉に本拠地を構え、地域に根ざした活動を行なう浦和レッドダイヤモンズから、「いま使っているPCが遅くて困っている」と相談を受けたとき、創業地への地元貢献の意味も兼ねることになると考え、2019年5月にオフィシャルPCサプライヤー契約を締結するに至ったという。
しかし、ただ普通の製品を供給するだけではなく、さらに協業を推し進めたいと考えた小松氏は、ちょうど浦和レッズのイメージカラーである赤い天板のノートPCを2019年12月に出荷開始しており、「これは運命の巡り合わせだ」と思い、今回のオフィシャルPCの開発・製造を決めた。
基本的な製品構成は2019年末に発売したモデルと同じだが、背面に「URAWA REDS」のロゴをあしらい、キーボードの「R」、「E」、「D」、「S」のキーを赤に変更した。ちょうどこの4キーは隣接したもので、ダイヤ状に並んでおり、うまく浦和レッズを表現している。シンプルなデザインだが、最終製品ができる上がるまで4~5種の試作機を作った。パッケージも浦和レッズデザインの専用版にするという力の入れようだ。
すでに、同製品は100台近くを浦和レッドダイヤモンズのスタッフに提供しているが、さらに台数を増やし、同社のほぼ全スタッフが今後利用していくことになるという。
浦和レッドダイヤモンズ株式会社社長の立花洋一氏も同製品を使っており、今後、チームの作戦分析や、社内業務などに有効活用していきたいと語った。
販売は、両社のサイトで行なわれるが、店頭販売については、埼玉県下のマウスコンピューターのダイレクトショップおよび量販店に限定される。