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無線ルーターのファームウェア更新/パスワード変更で安全なWeb利用を
~デジタルライフ推進協会が安全な無線ルーター利用を提言
2019年12月18日 14:56
一般社団法人デジタルライフ推進協会(DLPA)は、一般家庭における無線LANルーターの安全な利用について提言を発表した。
具体的には、家庭用Wi-Fiルーター、モバイルルーター(WiMAXルーター、LTEルーター)を対象に、「最新ファームウェアでの運用」、「より安全なパスワードの設定」、「修理/サポートの期限について」、「脆弱性問題に関する更新プログラムの提供について」の4つを提言。
加えて、DLPA加盟のWi-Fiルーター製造メーカー4社の製品で、「自動ファームウェア更新機能」と「管理画面へログインするためのIDまたはパスワードの固有化」の2つを、サイバー攻撃からの備えに有効な機能として、最新Wi-Fiルーターから搭載していることを発表した。
自動ファームウェア更新機能搭載の機種では、メーカーがソフトウェアの性能改善やセキュリティ対策ファームウェアを公開するとルーターが自動で更新され、常に最新状態で利用できるというもの。
パスワードの固有化については、出荷時から「管理画面へログインするためのID」もしくは「パスワード」を1台ごとにランダムに個別の番号が設定されており、従来の共通化された機種に比べてより安全に利用できる。
対応製品については、株式会社アイ・オー・データ機器、NECプラットフォームズ株式会社、エレコム株式会社、株式会社バッファローのページを参照されたい。