ニュース

Amazon.co.jp、コンセント直付けの「Echo Flex」など

Echo Flex

 Amazon.co.jpは、Alexaに対応したスマートスピーカー「Echo」シリーズの新製品を発表した。全製品ともに予約受付はすでに開始している。

Echo Flex

 Echo Flexは、コンセントに直接差し込むタイプの製品。出荷予定は11月14日で、価格は2,980円。

 キッチンや廊下などでの利用を想定し、ACプラグを内蔵したデザインを採用。Alexaの声に最適化されたスピーカーを搭載する。

 スマートデバイスの制御や別室のEchoを通じた会話も可能。USBポートを搭載し、スマートフォンなどの充電が可能なほか、同製品向けに設計されたスマートナイトライトやモーションセンサーを接続して利用できる。

Echo Studio

Echo Studio

 Echo Studioは、シリーズ初のDolby AtmosおよびSony 360 Reality Audioを採用する製品。出荷予定は12月5日で、価格は24,980円。

 最大出力330Wの5.25インチウーファーと1インチツイーター各1基と、3基の2インチミッドレンジスピーカーの計5基のスピーカーを搭載。設置した空間の音響特性にあわせて適切な設定を行なう機能も備える。

 Dolby AtmosやSony 360 Reality Audioによる3Dオーディオ再生機能をEchoシリーズで初めて採用。一部のFire TVシリーズとペアリングすることで5.1chに対応した映像の音声を立体的に楽しめるほか、Amazon Music HDを通じた3Dミュージックも提供する予定だという。

 そのほか、Zigbee対応のスマートホームハブ機能も内蔵し、電球などのスマートホーム機器の制御に必要なハブとしても動作できる。

Echo Dot with clock

Echo dot with clock

 従来のEcho dotの前面にLED時計を追加した製品。出荷予定は10月16日で、価格は6,980円。

 LED部分は現在時刻だけでなく、呼び出した機能に応じて表示が変化。天気をたずねると外気温、タイマーを設定すると残り時間、目覚ましを設定するさいは設定時刻などが適宜表示される。また、LEDの明るさは部屋の明暗にあわせて自動で調整できる。

Echo(第3世代)

Echo(第3世代)

 第3世代となったEchoは外観のデザインが一新された。出荷予定は10月16日で、価格は11,980円。

 本体色にチャコール、ヘザーグレー、サンドストーンに加えて新たにトワイライトブルーを用意。3インチウーファーなどのスピーカー機構は引き続き搭載する。

 そのほか、国内向けの販売が予定されていない製品についても同時に発表されている。

Echo Show 8

Echo Show 8

 8型ディスプレイを搭載したスマートディスプレイ。Alexaを利用してプライム会員向けのプライム・ビデオなどを再生も可能。内蔵カメラをふさぐシャッター機能も備える。米国での価格は129.99ドル。

Echo Glow

Echo Glow

 Alexaを通じて色や点灯パターンを変えられるスマートライト。子供部屋への設置を想定しており、キャンプファイヤーのように点滅させたり、就寝時に徐々に暗くしたりできるほか、音楽にあわせて点灯させる機能も追加される予定。米国での価格は29.99ドル。

 また、Alexa自体の機能拡張についても発表された。こちらは国内向けにも実装される予定で、ささやき声で応答する機能や、事前に指定した連絡先との通話に最適な時間を知らせる機能、ユーザーのリクエストをAlexaが復唱する機能などが追加される。さらに、プライバシー保護を目的とした録音音声の自動削除機能も搭載を予定している。