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ASUS、直下型ミニLEDバックライト搭載のクリエイター向け液晶3モデル

ProArt PA32UCX

 ASUSは、クリエイター向けの液晶ディスプレイ3モデルを9月27日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

ProArt PA32UCX-K、ProArt PA32UCX

 「ProArt PA32UCX」は直下型ミニLEDバックライトを搭載した32型液晶ディスプレイ。キャリブレーションツール「X-rite i1 Display Pro」を付属した「ProArt PA32UCX-K」も用意される。発売は前者が10月中旬、後者が9月27日。

ProArt PA32UCX-K

 直下型ミニLEDバックライトを採用し、輝度調整の精度を向上させた。1,152のローカルディミングゾーンを設け、コントラスト比を高めることでHDRコンテンツの再現性を高めた。また、Dolby Vision HDRなど、複数のHDRフォーマットとPQカーブをサポートする「ASUS Smart HDRテクノロジー」を搭載する。

 量子ドット技術に対応し、10bit表示、DCI-P3 99%、 Adobe RGB 99.5%、 sRGB 100%、 Rec. 709 100%、およびRec.2020 89%の広色域をカバーし、ピーク時1,200cd/平方mの高輝度を実現。色差値はΔE<1を実現しており、グレースケールレベルの厳密な測定により、医療用のDICOM規格に準拠する。

 おもな仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、表示色数が約10億7,374万色、中間色応答速度が5ms、輝度が600cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(HDR時最大100万:1)、視野角が上下/左右ともに178度。

 インターフェイスは、Thunderbolt 3×2(入力/出力)、HDMI 2.0b×3、DisplayPort 1.2。3ポートのUSB Hub、3.5mmステレオミニジャックによるヘッドフォン出力にも対応する。

 スタンドは上23度/下5度のチルト、左右60度ずつのスイベル、130mmの高さ調節、右/左のピボットに対応。本体サイズは727×240×470~600mm(幅×奥行き×高さ)、重量は14.64kg。

ProArt PA34VC

ProArt PA34VC

 「ProArt PA34VC」は3,440×1,440ドット表示対応の34.1型湾曲液晶ディスプレイ。発売は10月中旬。

 アスペクト比21:9でフルHDの2.4倍の解像度を実現。曲率を高めることで反射しにくくし、目の焦点距離をほぼ均一に保てるとしている。また、HDR10への対応、sRGBカバー率100%、ΔE<2の色差、キャリブレーションレベル63,127,255のレポートを提供するグレースケールトラッキングテクノロジーなどを備える。

 そのほかのおもな仕様は、表示色数が約10億7,374万色、、中間色応答速度が5ms、輝度が300cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。曲率は1900R。リフレッシュレートは最大100Hz。

 インターフェイスはThunderbolt 3×2(入力/出力)、HDMI 2.0b×2、DisplayPort。3ポートのUSB 3.0 Hub、3.5mmステレオミニジャックによるヘッドフォン出力にも対応する。

 スタンドは上23度/下5度のチルト、左右30度ずつのスイベル、120mmの高さ調節に対応。本体サイズは815.12×222.86×418~538mm(同)、重量は11.4kg。