Apple、10.2型Retina Displayに刷新した34,800円の「iPad」

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　Appleは11日、エントリー向けの第7世代「iPad」を発表した。本日より予約開始され、出荷は9月30日。税別価格はWi-Fiモデルの容量32GB版が34,800円、128GB版が44,800円、Wi-Fi+Cellularモデルの容量32GB版が49,800円、容量128GB版が59,800円。

　ディスプレイは従来の9.7型から10.2型へと大型化し、解像度2,160×1,620ドット表示対応のIPSパネルを採用。最大500cd/平方mの輝度を備える。また、プロセッサはA10 Fusionへと置き換えられた。第1世代Apple Pencilによる入力をサポートし、フルサイズのスマートキーボードも用意される。

　iPadOSへの最適化も図っており、ジェスチャによるマルチタスクの切り替え、フローティングキーボードにも対応。ホームボタンは指紋認証のTouch IDセンサーを兼ねている。

　インターフェイスはLightning端子、800万画素背面カメラ/120万画素前面カメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、電子コンパス、iBeacon、ジャイロセンサー、加速度センサーなど。

　本体サイズは250.6×174.1×7.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量はWi-Fiモデルが483g、Wi-Fi+Cellularモデルが493g。

　なお、米国国内では、月額4.99ドルのサブスクリプション型のゲームサービス「Apple Arcade」が9月19日より、動画サービス「Apple TV+」が11月1日より開始されるが、新iPadは両方に対応。このうちApple TV+に関してはiPadを購入すれば1年無償で利用できる。