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NVIDIA、第2四半期決算は前四半期に続く減収減益

部門別売上高推移

 米NVIDIAは15日(米国時間)、2020年度第2四半期の決算概要を発表した。

 米国会計基準(GAAP)に基づく四半期売上高は、前年同期比17%減の25億7,900万ドル、営業利益は同51%減の5億7,100万ドル、純利益は同50%減の5億5,200万ドル、希薄化後の1株あたりの利益は同49%減の0.9ドルで、前四半期につづく減収減益となった。

 部門別の売上高は、ゲーミングが13億1,300万ドル、プロフェッショナルビジュアライゼーションが2億9,100万ドル、データセンターが6億5,500万ドル、自動車関連が2億900万ドル、OEMとそのほかが1億1,100万ドルで、前年同期からゲーミングとデータセンター、OEM部門が減収となった。

 ゲーミング部門は前年同期から4億9,200万ドル減と、前期の6億6,600万ドル減に比べて減収幅が狭まったが、全体の減収減益に大きな影響を与えている。

 同社創業者兼CEOのJensen Huang氏は、リアルタイムレイトレーシングは、グラフィックにおけるこの10年でもっとも重要なイノベーションであると述べ、採用の流れは転換期に達し、RTXが先導していると語っている。

 第3四半期については、売上高29億ドル±2%が見込まれている。