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NVIDIAの次世代GPU、SamsungがEUV 7nmプロセスで製造か

2019年内に完成予定の華城工場EUV生産ライン

 Korea Herald誌は2日(韓国時間)、米NVIDIAの次期GPUの製造を韓国Samsung Electronicsが行なうと報じた

 同誌の報道では、NVIDIA Korea代表であるYoo Eung-joon氏が、韓国・ソウルで開催された「NVIDIA AIカンファレンス」にて、先進的GPUの製造を、Samsungの7nmプロセスを用いて行なうことを明らかにしたという。

 同氏は具体的な生産量については言及を避けたものの、“相当量”であることを認めており、次世代アーキテクチャ(コードネームはAmpereと噂されている)ベースのGPU生産が、Samsung Semiconductorで行なわれるものとみられる。

 これまでのNVIDIA GPUは、おもにTaiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)に製造が委託されていたが、TSMCの7nmプロセスは、すでに競合企業であるAMDの次世代GPUや、Qualcommほかのモバイル向け高性能Arm SoCなどの製造委託先となっており、生産ラインに余裕があるとは考えづらい状況にあり、弊誌でもSamsungの7nmプロセスでNVIDIAの次世代GPUが生産される可能性を2018年に指摘していた(Samsung、2020年にEUV露光による半導体量産を開始)。

 Digitimes誌によれば、Samsungの極端紫外線(EUV)露光を利用した7nmプロセスで、2020年から量産が開始されるとしており、AMDは採用プロセルルールでNVIDIAに先行しているが、TSMCのEUV 7nmプロセス(N7+)は2019年第2四半期より量産開始予定で、7月7日発売の「Radeon RX 5700」シリーズも液浸露光(ArF)を用いた7nmプロセス(N7)での製造と見られるため、EUVを用いた単体GPUの投入については、NVIDIAが先行する可能性も浮上してきたと言える。