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メモリやCPU使用量を制限できる“ゲーミングブラウザ”「Opera GX」

Opera GX

 Opera Softwareは、Webブラウザ初となる“ゲーミングブラウザ”「Opera GX」を発表した。13日現在Operaのページから早期アクセスでダウンロードできる。

 Opera GXは独自の「GX Control」と呼ばれる制御機能を搭載し、Webブラウザが使うリソースを制限できるのが最大の特徴。Opera GXを立ち上げたままでも、快適にゲームプレイできることを目標としている。

 このなかの「RAMリミッター」は、ブラウザがどれだけメモリを使用できるかを設定できる。ストリーミングを行なっていたり、クラウドのファイルを開いたりする場合は、体験を重視するため設定値よりわずかに超える場合があるが、設定されたメモリ量以下にとどまるよう試みる。一方ハードリミットを設定した場合、いかなる条件下でも設定値以上は超えないとしている。

 「CPU リミッター」はCPU使用量を制限するもので、残ったリソースをゲームに回すことができる。

 また、Twitchを統合しており、ライブ配信の見逃しを防ぐとともに、友人の状況を容易に確認可能。Facebookメッセンジャー、Telegram、Vkontakte、WhatsAppも統合し、友人と容易にコミュニケーションできる。さらに、「GX Corner」ページでは、新発売のゲームやゲームに関連するニュース、ゲームのセール情報などを確認できる。

 Webブラウザ内のサウンドエフェクトも特徴で、サウンドエンジニアのRubén Rincón氏とコラボし、ゲーム「Gris」のサウンドトラックを演奏したバンドBerlinistが制作を手がけた。テーマや壁紙、アクセントカラーも自由にカスタマイズ可能。