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次期Windows 10、起動失敗したときに更新を自動でアンインストールする機能を実装か
2019年3月14日 13:49
次期Windows 10となるバージョン1903では、Windows 10の起動に失敗したときに、それまでにインストールされた更新などを自動的にアンインストールする機能が実装される見込みだ。
これはWindows 10 Insider Previewのbuild 18351以降で実装される機能で、現在はまだ正式バージョンに実装されていない。
これまで、Windows 10が起動に成功しなかった場合、ディスクのチェック、システムファイルの破損の調査やレジストリの整合性チェックなどが行なわれるのだが、バージョン1903では、それでも起動に成功しなかった場合、最近インストールされたドライバや品質アップデートプログラムなどのアンインストールを試みて、正常に起動するかどうかをチェックする。
起動に成功した場合、「起動に失敗したため、直近にインストールされた更新を削除しました」(和訳)といったメッセージがポップアップするとともに、30日間問題を引き起こした更新の自動インストールを止めるようになっている。これにより、Microsoftとパートナーらがその問題の解決に取り組む猶予が与えられる。
30日後、同様のアップデートが存在する場合、Windows 10は再度そのインストールを試みるとしている。