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元Lexar/SanDiskメンバーが創業したProGrade Digital、写真/動画特化のファイル復旧ソフト

~同社製品の国内発売も開始

 ProGrade Digitalは、「Recovery Pro」を発表した。年間ライセンス価格は49.99ドル。

 ProGrade Digitalは元Lexar/SanDiskなどのメンバーらによって創業された、写真家向け製品メーカー。

 同社初となるソフトウェア製品のRecovery Proは、破損したファイルを復旧するファイル復元ソフトで、MOV/AVI/ASF/MOD/WMV/MP4といった動画ファイル、TIF/CRW/CR2/DNG/NEF/ORF/SRF/PEF/JPEG/BMP/GIF/PNGといった画像/RAWファイルの復旧に対応しているのが特徴。

 キヤノン/DJI/GoPro/ニコン/ソニー/パナソニック/富士フイルムなどの製品で記録されたファイルの復旧が可能としている。対応OSはWindows 10およびMac OS X 10.8以降。

 同社CEOのWes Brewer氏はリリースにて、画像やビデオファイルを復元するための専門家向けソフトは数多くあるが、ファイル構造の複雑さや破損の条件などで、それぞれ復元できるファイルに制限があるとし、今回のRecovery Proは、もっともも包括的なツールであり、あらゆる種類のカメラ、ドローン、ビデオカメラで記録された損傷ファイルを復元する場合に、最高の復元成功率を実現するとしている。

スクリーンショット

 なお、本ソフトの国内向け販売は不明ながら、同社は1月より東京オフィスを開設しており、CFast 2.0カードやUHS-II対応SDXC/microSDXCカード、USB 3.1接続のデュアルスロットカードリーダなどの同社製品を、Amazon.co.jpにて国内発売を開始している。

 日本国内においても、同社のポリシーとして掲げる、世界中のすべての地域で公正/同等の製品価格を設定する「世界共通価格」、世界中のどこで購入しても同じ保証サービスが受けられる「世界共通保証」を提供するとしている。