ニュース

EIZO、VAパネル採用で広視野角の21.5型タッチパネル液晶

DuraVision FDF2121WT-A

 EIZO株式会社は、21.5型タッチパネル液晶ディスプレイ「DuraVision FDF2121WT-A」を30日より発売する。価格はオープンプライス。

 液晶パネルに非光沢VAパネルを採用し、TNパネルを使用していた従来機と比べて広視野角を実現した。複数人で同時に見る場合などでも視認性が確保されるという。

 超音波表面弾性波(SAW)方式のタッチパネル、2点マルチタッチ、手袋やペンなどでのタッチ入力などの機能は従来機から引き続き搭載する。また、画面の表面には硬度7Mohsのガラス素材を使用し傷つきを防止する。

 本体色はセレーングレイとブラックの2種類。ディスプレイのみや自立式チルトスタンドつきのモデルだけでなく、画面角度を広範囲に調整可能な「レイドバックスタンド」つきのモデルも用意される。

 おもな仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、表示色数が約1,677万色、中間色の応答速度が25ms、輝度が230cd/平方m、コントラスト比が5,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。

 インターフェイスはDisplayPort、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、USB 2.0。1W+1Wスピーカーも備える。

 ディスプレイ部のサイズは533×157×402mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6kg。チルトはレイドバックスタンドの場合は15~70度、チルトスタンドの場合は上30度まで。

チルトスタンド使用時
レイドバックスタンド使用時