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Razer、ゲーマーのGPUで仮想通貨マイニングを行なう新サービス
~ゲームを遊ぶだけでRazer製品が安く買えるプログラムも
2018年12月13日 14:19
Razerは12日(米国時間)、同社の仮想クレジット「Razer Gold」および「Razer Silver」について、新サービスの提供を発表した。
同社はもともと「zGold」と「zSilver」という仮想クレジットのサービスを2017年に開始しており、一時的にサービス改善に向けて停止していた。今回のRazer Gold/Silverはその後継サービスにあたる。
Razer Goldは、2,500以上のゲームとオンラインデジタルストアで利用可能なクレジットで、Razer Game StoreとGamersGateでゲーム購入に使えるほか、PUBG MOBILE、Black Desert Online、Bigo Live、Mobile Legends: Bang BangといったPCやモバイル向けタイトルのゲーム内取引で使用できる。
基本的にRazer Goldは同額の米ドルで購入し、1クレジットあたり1ドル相当で利用できる。一部タイトルでは、購入するゲーム内アイテムが、Razer Goldなら同じ金額でもより多くもらえたり、Goldの利用者限定のキャンペーンなどを実施するため、通常どおりドルで支払いよりもメリットがあるというのが同社の主張だ。
またRazer Goldには、リワードプログラム「Razer Silver」が紐づけられており、Razer Goldを使うたびにRazer Silverが付与される。
このRazer Silverは、Razer製品の割引や、ゲーム、ギフトバウチャーなどの特典と交換が可能なクレジット。
同社では、「Razer Cortex」ソフトウェアからゲームを起動することで、一定時間ゲームを遊ぶだけでも入手が可能な「Paid to Play」プログラムも用意。Razer CortexはPCのほかAndroid版も提供されている。
さらにGammaNowと提携し、マイニングソフト「Razer SoftMiner」も提供。同ソフトを導入すると、ゲームを遊んでいない間など、アイドル時に使われていないGPU処理能力を利用してマイニングを行ない、処理能力や実行時間に応じてRazer Silverが得られる。
なお、利用にはGeForce GTX 1050かRadeon RX 460以上のGPUを推奨している。