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エクスプローラーのアイコンがちょびっと変更されたWindows 10プレビュー版

~全体的に使い勝手を高める修正が施される

エクスプローラーのアイコンを変更

 米Microsoftは12月10日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 18298(19H1)」をFast ringで配信開始した。

 今回のビルドでは多く箇所に修正や改善が入り、以下に挙げているように、サインイン設定の簡素化、明るい色のテーマでも見やすいようにエクスプローラーアイコンを変更するといった操作性にまつわるものや、ダウンロードフォルダ内のならびを最近ダウンロードしたものがリストの上位に来るように変更するなど、使い勝手を高める方向でアップデートが行なわれている。なお、エクスプローラーのアイコンに関しては、過去にもデザインの変更が実施されている(エクスプローラーのアイコンがカラフルに戻ったWindows 10 Build 14352)。

サインインの設定が簡素化され、閲覧性や操作性が向上

 また、以前に、スタートメニューでグループ化したアプリについて、右クリックのコンテキストメニューから「スタートからフォルダーのピン留めを外す」という項目が追加され、即座にスタートメニュー上のアイコンを消せるようになっていたが、この機能がすべてのInsidersに提供されるようになった。

スタートメニューの「スタートからフォルダーのピン留めを外す」を外すがInsiders全体に提供

 実験的な機能として、コマンドプロンプトのプロパティに「ターミナル」タブが追加され、色などを細かく指定できる項目が用意されているが、こちらは今後のOSでの実装を検討しているものという。そのため、正しく動作しない可能性があるとしている。

コマンドプロンプトのプロパティに「ターミナル」タブが追加

 「設定→簡単操作」にある「カーソルとポインター(旧名カーソルとポインターのサイズ)」のページを改善し、ポインターのサイズや色を簡単に変更できるようにした。ただし、現時点ではスケーリングが100%を超える状態において、カーソルのサイズが正しく表示されないという問題が起きている。

カーソルとポインターの設定を改善

 ゲーム中にゲームバーを開いた場合でも、そこから直接スクリーンショットや動画を見られるようになり、スクリーンショットをTwitterでシェアすることも可能に。この機能は、Microsoft Storeのアップデートを介して提供され、Insidersだけでなく、一般のユーザーも利用できる。

ゲームバーを開いた状態でのスクリーンショット/動画の閲覧に対応

 このほか、「ナレーター」や「切り取り&スケッチ(Snip & Sketch)」などが改善されている。