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テックウインド、出来事の3秒前から録画できるネットワークカメラ
2018年10月30日 18:19
テックウインド株式会社は、家庭向けネットワークセキュリティカメラ「Arlo Pro 2」を11月1日より発売する。TSUKUMOパソコン本店およびTSUKUMO eX.にて販売が開始され、他販売店にも順次展開予定。
付属するカメラの数によって3つのモデルが展開され、それぞれ価格は2台セットのモデルが55,800円、3台セットのモデルが76,800円、4台セットのモデルが94,800円。なお、ベースステーションはどのモデルも共通で1つ付属する。また、追加カメラ単体での販売も行なわれ、価格は25,800円。
従来モデルはネットギアジャパンが販売を行なっていたが、7月に米NetgearからArlo Technology Inc.が独立したことに伴って、「Arlo Pro 2」は代理店のテックウインドが国内販売を行なう。
カメラが動作や音声を検知するとメールやプッシュ通知で知らせてくれるセキュリティカメラで、暗所での録画や複数台のカメラを連携できるため死角をなくすような配置も可能だとする。高画質なカメラや7日分の無料クラウドストレージ、クラウド上への連続録画などといった従来のモデルの特徴を受け継ぎつつ、新たにプリバッファリング、アクティビティゾーンなどの機能が追加されている。
プリバッファリング機能は動作検知の3秒前から録画できる機能。動作を検知する前の様子から確認できるため、何が起きたかが確認しやすくなっている。加えて動作検知から録画開始までの遅延も短縮されるという。
アクティビティゾーンは動作検知を行なう範囲を指定できる機能。カメラが検知する領域を四角形で最大3カ所まで選択でき、選択範囲以外の領域での動作は検知しなくなる。
電源はコンセント、充電式バッテリ、Arloソーラーパネル(別売)などから選択可能。ただし、上記2つの機能はコンセント駆動時しか有効にできない。
おもな仕様はカメラが1,920×1,080ドット、視野角130°、録画フォーマットがH.264、ナイトビジョン搭載(850nm LED/赤外線カットオフフィルタ)、動作温度が-20℃~45℃。ベースステーションはEthernetポートおよびIEEE 802.11n無線LANを備える。
本体サイズ/重量は、カメラが79.3×48.6×70.5mm(幅×奥行き×高さ)/136g、ベースステーションが58.6×174.5×126.5mm(同)/316g。