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SP数が2,048基に削減されたRadeon RX 580が登場

 中国Sapphire Technologyのホームページで、SP数を従来の2,304基から2,048基に削減したRadeon RX 580ビデオカード3製品の情報が公開されている。

 メモリ4GB版と8GBの「白金版」2種類に加え、8GB版は「海外版」も用意されている。いずれもOCとついており、オーバークロック製品とみられる。

 RX 580は本来SP数が2,304基だが、今回の3製品はともにSP数が2,048基とRX 570並みとなっている。ただコアクロックは1,306MHzとなっており、これはRX 580標準である1,257MHzよりも高い(Boost時は1,340MHzなのでそれよりは低いが、新製品のBoostクロックは不明)。

 メモリはGDDR5で、バス幅は256bit。メモリの動作クロックは不明。インターフェイスはDVI-D、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4。

【表】仕様比較
製品名RX 580RX 580 2048SPRX 570
コア数2,304基2,048基
コアクロック1,257MHz1,306MHz1,168MHz
Boostクロック1,340MHz不明1,244MHz
ピーク演算性能6.17TFLOPS5.35TFLOPS(筆者試算)5.1TFLOPS
テクスチャユニット144基不明128基
ROP32基
メモリバス幅256bit
メモリ種類GDDR5