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Fractal DesignやThermaltakeなど、PCケースが続々登場

Define R6 USB-C(ブラック)

 この1~2日のあいだに、複数のPCケースメーカーから新製品の投入が相次いでおり、本記事ではそれらをまとめてご紹介する。

Fractal Design

Define R6 USB-C TG(ホワイト)

 Fractal Designは、スタンダードATXケース「Define R6」のバリエーションモデルとなる「Define R6 USB-C」と「Define R6 USB-C TG」の2製品を投入。代理店はアスクで、税別店頭予想価格はそれぞれ18,980円、19,800円前後の見込み。

 いずれもDefine R6をベースに、前面ポートを10Gbps転送対応のUSB 3.1 Gen2 Type-Cに変更したモデル。TGは側面が強化ガラスで、無印は側面が金属なのが違い。

 旧モデルと同様、高密度防音素材による高い静音性、密閉性を高められる第3世代ModuVentデザイン、大型水冷ラジエータに対応可能なスペース、取り付けるパーツに合わせて変更できる内部レイアウト、ダストフィルタ/ケーブルマネージメント機構などが特徴。

 Define R6 USB-Cはブラック、グレー、ホワイトの3色、Define R6 USB-C TGはブラック、ブラックアウト、ガンメタル(グレー)、ホワイトの4色で展開。本体サイズは共通で233×465×543mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.4kg。

Thermaltake

 ThermaltakeはATXに対応した「Versa J24 TG RGB」と「Versa J22 TG RGB」の2製品を投入。代理店はアスクで、税別店頭予想価格はいずれも8,980円前後の見込み。

 いずれも3基のRGB LEDつき120mm角ファンを搭載(J24は前面×3+背面非発光×1、J22は前面×2+背面×1)。ASUS/ASRock/BIOSTAR/GIGABYTE/MSI製のマザーボードにおいてRGB発光をカスタマイズできる。また、左サイドは強化ガラスパネルとなっている。

 電源ケーブルなどを隠せるケーブルカバーを備えるほか、ドライブはすべてマザーボード裏面に配置し、メンテナンス性向上を謳っている。

 本体色はブラックのみ。本体サイズおよび重量は、J24が206×414×462mm(同)/6.2kg、J22が205×455×447mm(同)/7.1kg。

Versa J24 TG RGB
Versa J22 TG RGB

GAMDIAS

 GAMDIASはATXに対応したPCケース「TALOS P1」、「TALOS M1」の2製品を10月26日に発売。代理店はアユートで、税別店頭予想価格はそれぞれ22,800円、14,800円前後の見込み。

 TALOS P1は前面、天板、両サイドパネルに強化ガラスを採用。サイドパネルは蝶番によりドアのように開き、磁力で容易に開閉できる。また、「Rainbo RGB」に対応した120mm角ファンを3基、上部から前面両端にかけてLEDストライプを装備する。前面のI/Oパネルは上部または下部に移設可能となっている。

 TALOS M1は前面と左サイドパネルのみ強化ガラス仕様となっており、左サイドパネルは蝶番と磁石によりドアのように容易に開くことができる。RGBライティングに対応した120mm角ファンを2基搭載し、前面両端にLEDストライプを搭載し、エフェクトを同期させられる。前面のI/Oパネルは上部または下部に移設可能。

 本体サイズおよび重量は、P1が215×550×481mm(同)/10.13kg、M1が210×446×448mm(同)/7.15kg。

Cooler Master

C700P Carbon

 台湾Cooler Masterは、フラグシップのPCケース「C700P Carbon」を発表した。製品名にあるとおりカーボンファイバー製となっており、5台のみ投入されるという。価格は999ドル。これは「Case Mod World Series 2018」の第2位の勝者が制作に協力したという。

 C700P CarbonはC700Pの機能を受け継ぎ、マザーボードを時計回りに90度回転させた配置や、左右を入れ替えた配置など、自由にカスタマイズできる。サイドパネルに曲面ガラスを採用したほか、上部のLEDイルミネーション、デザインと機能性を兼ね備えたハンドルの装備などが特徴。