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一部第6世代以降のIntel CPU搭載機でOctober 2018 Updateのインストールがブロック

アップデート試行時にドライバの問題を伝えるダイアログ

 米Microsoftは10月3日(現地時間)、一部のIntel CPUでのドライバ不具合により、対象PCへのWindows 10 October 2018 Update(バージョン1809、ビルド17763)のWindows Updateによる提供を停止していると発表した。

 対象となるのはIntel第6世代(Skylake)以降のCPUを搭載し、ディスプレイオーディオドライバのバージョン10.25.0.3から10.25.0.8.までを使用しているPC。OSアップデートを行なうと、プロセッサが過度にバッテリを消耗してしまう不具合が発覚したため、Windows Updateからのインストールが行なえないようにした。

 この不具合はディスプレイオーディオドライバのバージョン10.25.0.10では修正済みとのことで、Intelのグラフィックスドライバのバージョン24.20.100.6286にバンドルされているものか、それ以降の最新のドライバでは問題ない。

 なお、不具合対象のドライバを使っていても、Media Creation ToolなどからOctober 2018 Updateを手動インストールできてしまうため、Microsoftはドライバをアップデートするまで、手動でインストールしないように注意喚起している。